(※このページは2022年9月6日に更新されました)
「人生変えたい!!と思って新しいことを始めたけど続かない…」
「気が付くと、結局いつも通りの自分に戻ってしまう…」
この記事は、そんな「変われないこと」に悩む人に向けて書いています。
どうも!!ごりべんです。
当ブログ「自由のぱす」では、本音で生きること について日々研究・勉強をしています。
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」 by アインシュタイン
ごりべんが個人的にとても気に入っている言葉です。
人生をより面白くするために、昨日とは違うことをしたい。変わりたい。
そんな風に考えている人も多いかと思います。
そこで、
この記事では、
- 人が変われない理由
- それでも変わるための方法
- 変われないからこそ変わることができるということ
について楽しく学ぶことができます。
それではさっそく一緒に見ていきましょう‼
隣の山は危険だらけ?!
はじめに、人が変われない理由について話していこうと思います。
人が変われない理由は、複数ありますが
原因の1つに「現状維持バイアス」があります。
「現状維持バイアス」以外の変われない理由については、昔の記事で書いているので、興味がある方是非覗いてみてください。
話を戻して、現状維持バイアスについて話していこうと思います。
現状維持バイアスとはざっくりいうと、無意識のうちに今のままの状態でいようとしてしまうということです。
人間にはそのような機能が備わっているということです。
なぜこんな機能が私たちに備わっているのか、簡単に説明をすると
人間も動物であり、最大の目的は生き残ることだからです。
つまり、今の生活で無事に生存できているのなら、無理して何かを変える必要がないと考えるようにできているのです。
これは我々が森で暮らしていた時であれば非常に合理的だったかも知れません。
なぜなら自分が暮らしなれている世界の外側には危険がたくさんあったからです。
例えば、これまで生活していた山から出て隣の山に行けば、トラに出くわして食べられるかもしれなかったからです。
だったら、今の山に留まっていよう。ここにいれば少なくともこれまで生き延びてこれたのだから。
こうなるわけです。
言ってしまえば、何かを変えようとしたときに変えられないのは、
私たちが「現状維持バイアス」に従って、隣の山に移動しなかったサルたちの生き残りだからです。
でも現代においては、隣町にトラのような生命の危機がうじゃうじゃ潜んでいるわけでもないので
積極的に隣の山に移動して(=自分を変えて)、理想の人生を追求したいですよね。
そこで、現状維持バイアスに足を引っ張られるような状況でも、変わるためには何をすればいいのか見ていこうと思います。
それでも隣の山に移動したい
「現状維持バイアス」により、変わるのは簡単ではないのは理解できたと思います。
いわば変わるために強烈な向かい風が吹いてる状況ですよね。
そんな中でも変わるためには、どうすればいいのか
結論は、「具体的な何かを変える」ことです。
つまり変わろうという意志の力に頼るのではなく、
具体的に何かを変えて、元の状態に戻りたくなった時に戻れないようにしておくということです。
具体例でいうと、
アプリのゲームをやりすぎてしまう自分を変えたいなら、もうやらない!!と決意するのでなく、ゲームを消す
寝る前にずっとスマホを触ってしまう自分を変えたいなら、スマホを充電するのを寝室の外や遠くにするなど
具体的な何かを変えることで自分も変わらざるをえないようにするということです。
変わろうと思った時に、意識だけ変えても「現状維持バイアス」に引き戻されてしまうので
もともといた山に戻れないように、移動先の新しい山と昔いた山をつないでいた橋を壊すイメージでしょうか笑
どうしても人は変わろうとするときに、意識だけを変えて
明日から頑張るぞ!!!とやってしまいがちなので注意したいですね。
最後にとても面白い、変われない理由が変われる理由になるというお話をして終わりにしたいと思います。
隣の山が、新しい元の山になる
ここまで変われない理由として「現状維持バイアス」を紹介させていただきました。
勘の良い人はすでにお気づきかと思いますが、この「現状維持バイアス」は考え方では変われる理由にもなります。
なぜなら、変わるために行動した結果が現状になればそれが持続するように機能してくれるからです。
つまり、
もともといた山Aから新しい山Bに移動します。
山Bに移動する途中や、移動してから一定の期間は
現状維持バイアスが働いて、自分のことを強烈に山Aに引き戻そうとします。
しかし、山Bにいることが自分の現状になってしまえば
今度は山Bにいることが維持されるように「現状維持バイアス」が機能してくれるということです。
向かい風が突如、追い風に変わるということです。
ここから変わるためのもう一つの方法が見えてきます。
それは、
変わる時に「現状維持バイアス」により強烈に引き戻そうとする不快感が襲ってくることを織り込んでおく
という方法です。
さきほど紹介した方法とは異なり意志力で一定期間ひたすら耐えるやり方です笑
例えば、
朝5時に起きる朝方な人間になる!と決めたとします。
1つ目の方法を使って、具体的な何かを変える。
・前日の夜に予定をいれない。
・アラームをベッドから出ないと止められない位置におく。
・カーテンを開けて寝る。
などの対策をする。
(実際の体験談ですが、)それでも現状維持バイアスが自分を引き戻す力はとてつもなく強く
すぐに二度寝したくなります。笑
そんなとき
特にはじめは死ぬほどつらい!!ここより辛いものなんてない!!絶対にない!!
それぐらいの気持ちを前もって持っておいたらどうでしょう
辛い気持ちが出てきたときに、
「あー、現状維持バイアスにかかっている。でもこれはきっとそのうちおさまってここが居心地の良い場所になるんだ。」
と考え、意地でも耐え抜けたらどうでしょう
きっとこれまで向かい風として作用していた「現状維持バイアス」が追い風として機能するようになり一気に楽になるでしょう!
耐え抜く期間の具体的な目安には、諸説はありますが、
21日間続けることができたらそれは習慣になる
というお話があります。
つまり、山Aから山Bに移動するまでにだいたい21日かかるということですね。笑
何かを変えようとするとき、「21日間はどれだけ辛くても耐える」是非試してみてください。
まとめ
今日は、【諸刃の剣】あなたが変われるのも、変われないのも同じ理由
というお話をしました。
人には現状維持バイアスがあり、変わろうとしても、無意識のうちに現状に留まろうとしてしまうというお話でした。
その対処法として、変わろうという強い意志を持つのではなく具体的に何かを変えるという解決策を紹介しました。
最後に、変わった自分が新しい現状になれば、現状維持バイアスによってその状態をむしろ維持しやすくなる。というお話をしました。
変わった自分が新しい現状になるまでの21日間、是非耐え抜いてみてください。
これからも少しでも有益なお話ができるよう努めてまいりますので、引き続き、よろしくお願い致します。
またねっ(^^ゞ
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