(※このページは2022年9月16日に更新されました)
「夢中になれることを仕事にしたいけど、見つけ方ってあるのかな?」
「自分が何が好きなのか、正直よく分からない…」
この記事は、「やりたい仕事の見つけ方が分からない人」に向けて書いています。
どうも!!ごりべんです。
当ブログ「自由のぱす」では、「仕事を最高の趣味にして、自由に生きる」をコンセプトに、手段としての自己投資について日々研究・発信をしています。
この記事を読むことで、夢中になれるやりたい仕事を見つけるために、”今日から何をすればいいのか”が明確になります。
今日も一緒にごりごり勉強して、
自分の人生を面白くする冒険に出発しましょう!
さっそく本記事の結論ですが、
夢中になれるやりたい仕事を見つけたいなら、「フロー職人」になれ!になります。
理由は、人は「フローに入れること」を、「やりたくなる」からです。
いったい何を言っているんだ?!
ついに本の読みすぎで頭おかしくなったか?
そんなあなたにも超丁寧に!分かりやすく!説明していきます!
それでは順番に見ていきましょう!!
フローとは?
まず、「フロー」とは何かについて簡単に説明していきます。
「フロー」とは、心理学者のミハイ・チクセントイハイが提唱した概念で、
ある物事に取り組んでいるときに、完全にそのことにのめり込み、集中している状態のこと
を言います。
そんな少年漫画の主人公が窮地に追い込まれた時に、
内なる能力が開花するシーンみたいな異次元体験したことないよ!!!
って思った方もご安心ください。
そんなことないんです。
例えば、「フロー」とは以下のようなものです。
- 新しいゲームを買って遊んでいたら、深夜2時になっていた
- 友達とある話題で盛り上がっていたら、叱られるぐらい大声で話していた
- 期限に間に合わようと慌てて仕事をしていたら、定時を回っていた
- 恋人とすごくイチャイチャしていて、ふと気づいた時に少し恥ずかしくなった
こんな経験あなたもありますよね?!
「フロー」とはとても身近な状態なんです!
そして今回のテーマを語る上で非常に大切なポイント
「やりたいこと」と「フロー」の関係性ですが、いわば”表”と”裏”
- 「やりたいこと」は → 「フロー」に入りやすい
- 「フロー」に入れることは → どんどん「やりたくなる」
という切っても切れない関係にあります
まさに、表裏一体
「トム」と「ジェリー」みたいなもんです
そして、
「やりたいこと」は、「フロー」に入りやすい
=「フロー」に入れることは、「やりたいこと」の可能性がある
=自分が夢中になれることの中に、やりたいことがある!
「フロー」に入れることは、「やりたくなる」
=「フロー」に入れることは、どんどん「やりたくなる」
=確かに没頭・夢中になれることって、やりたくなるよね!
ということです。
えっ!!じゃあ「フロー」に入れるようになれば、
「やりたいこと」も作り放題じゃん!!
と思いますよね??
驚いたことに、あるんです!
実は、人が「フロー」に入りやすい時の条件というのが明らかになってます!
次の章で人が「フロー」に入りやすい時の条件を学び、
自分で「フロー」をつくっていく方法を勉強していきましょう!
フロー状態に入る9つの条件
この章では、ミハイ・チクセントイハイが研究の末に導き出した
「人がフローに入りやすい時の条件」について見ていきます!
①明確な目的…何のためにやるのかがハッキリしている。また目的の実現手段や、行動による結果もある程度予想がつく
②集中…たくさんの物事から、そのことを選択して時間やお金を集中させたいと思う
③自意識の低下…我を忘れた状態になる
④時間の歪み…そのことをしている時は、時間が短く感じられる。
⑤レスポンスの速さ…ある課題をクリアすると、すぐに効果が実感できる
⑥適切な難易度…取り組んでいることが簡単すぎず、難しすぎない。できること・できないことのバランスが適切。
⑦自分で状況をコントロールできる感覚…自分が取り組んでいる物事の状況正確に把握し、自分が望む方向にコントロールできていると感じられる
⑧活動自体に価値を見出すことができる…活動によって得られる報酬ではなく、活動自体に価値を感じて取り組むことができる。
⑨他者に妨害されない環境…電話が鳴る・話しかけられるなど邪魔をされない。
「好き」を「お金」に変える心理学 一部改変
「人がフローに入りやすい時の条件」いかがでしたでしょうか?!
「フロー」に入りたい時に、
毎回これらをすべて満たす必要があるというわけではなく、
これらの条件を多く満たしていくことで「フロー」に入りやすい
というお話です。
それでは最後に、
夢中になれるやりたい仕事を見つけるための具体的アクションプランについて、説明していきます!
フロー職人になれ!
話が長くなってきたので、少しだけ振り返ります。
「フロー」と「やりたいこと」は表裏一体である。
つまり、
「夢中になりやすい」と感じることの中に、「やりたいこと」がある
また、「夢中になれること」は、どんどん「やりたくなる」
そして「人がフローに入りやすい時の9条件」というものが存在する。
これらをもとに、今回のアクションプランになります。
夢中になれるやりたい仕事を見つけたいなら、「フロー職人」になれ!
なぜなら、人は「フローに入れること」を、「やりたくなる」から
です!
つまり、
職人になったつもりで、「フロー」を自分の手でつくりあげるということです!
「フロー」を自分の手でつくりあげる手順は「2Step」になります。
- Step1 生活や仕事のある部分で「フロー」に近い状態はないか探す
- Step2 「フローに入りやすい時の9条件」を満たしていない項目を満たして、完璧な「フロー」に近づけていく
順番に、具体的にみていきましょう!!
Step1.生活や仕事のある部分で「フロー」に近い状態はないか探す
「フロー」と「やりたいこと」は表裏一体
「夢中になりやすい」と感じることの中に「やりたいこと」がある
の部分ですね!
日々の生活、もしくは仕事の作業の中で、「フロー」に近い状態はないか考えます
自分が「フロー」に近いかどうかは、「フローに入りやすい9条件」を参考にしてください!
例えば、
- 議事録を分かりやすく書くために試行錯誤している時は時間が過ぎるのが早い!
- 静かな場所でデザインに関する本を読んでいる時間はあっという間だなぁ…
などです!
次に、Step2.「フローに入りやすい時の9条件」を満たしていない項目を満たして、
完璧な「フロー」に近づけていくです。
Step1で見つけた状況というのは、多くの場合
「フローに入りやすい時の9条件」のうち
“3-4個満たしているけど全部は満たしていない”
ということがほとんどだと思います。
先ほどの例で言うと、
議事録を分かりやすく書くために試行錯誤している時は時間が過ぎるのが早い!
ならフローに入りやすい時の9条件のうち
条件①明確な目的・③自我意識の低下・④時間の歪み・⑦自分で状況をコントロールしている感覚
などはおそらく満たされているのではないでしょうか。
そこで、
条件⑤レスポンスの速さを満たすために、
”完成した議事録の出来について周囲から意見をもらう”
条件⑥適切な難易度を満たすために、
“作業に慣れてきたら、フォーマットの改善を試みる。より短い時間で書くようにする。”
など
現時点では満たされていない、フローに入りやすい時の9条件を満たせるよう
職人になったつもりで作業を加工してください!
「フロー」をつくるのが上手になれば、
あらゆることが「ゲーム化」して本当に楽しくなるんです。
考えてみれば面白いゲームって、
魔王を倒すなどの明確な目的がある。
はじめの敵は弱いけど、段々強くなるという具合に適切な難易度になっている。
敵を倒せばすぐに、レベルが上がったり・アイテムが手に入ったりとレスポンスがとにかく早い。
自然と夢中になるようにできていますよね!!
Step1. 生活や仕事のある部分で「フロー」に近い状態はないか探す
Step2. 「フローに入りやすい時の9条件」を満たしていない項目を満たして、完璧な「フロー」に近づけていく
是非、Step1→Step2を繰り返して一流の「フロー職人」を一緒に目指しましょう!
日々試行錯誤しながら、
今の仕事を自然とフローに入れるような仕事に
つくりかえることができたとき、
それがあなたにとっての「夢中になれるやりたい仕事」になっているはずです。
「天職」とは出会うものではなく、自らつくり出すものなのです。
稲盛和夫 日本の実業家。京セラ・第二電電(現KDDI)創業者。
まとめ
今日は【やりたい仕事がない人必見!】夢中になれるやりたい仕事の見つけ方というお話をしました。
結論は、夢中になれるやりたい仕事を見つけたいなら、「フロー職人」になれ!
理由は、人は「フローに入れること」を、「やりたくなる」からでした。
「フロー」とは、心理学者のミハイ・チクセントイハイが提唱した概念で、
ある物事に取り組んでいるときに、完全にそのことにのめり込み、集中している状態のこと
とても身近にあるものというお話をしました。
次に、「フロー」と「やりたいこと」は切っても切れない関係にあること
「やりたいこと」は → 「フロー」に入りやすいし、
「フロー」に入れることは → どんどん「やりたくなる」
そして、「人がフローに入りやすい9条件」を紹介しました。
最後に、アクションプランとして、
Step1. 生活や仕事のある部分で「フロー」に近い状態はないか探す
Step2. 「フローに入りやすい時の9条件」を満たしていない項目を満たして、完璧な「フロー」に近づけていく
Step1→Step2を繰り返して、
自分が「フロー」になれる仕事を
自らの手で、まるで職人のようにつくりあげていこう!!
というお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?!
これからも少しでも有益なお話ができるよう努めてまいりますので、引き続き、よろしくお願い致します。
なお、今回の記事は以下の書籍を参考に書かせて頂きました!
好きなことで人生をどんどん面白くする方法が書かれていますので、
気になった方は是非手に取ってみてください!
またねっ(^^ゞ
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